當麻寺中之坊 〜中将姫伝説で知られる古寺〜
寺院・散華紹介
當麻寺は、大和の西方を象徴する寺院で、全国で唯一、天平時代の三重塔を東西二基とも残すことで知られる。 我が国最古の塑像である弥勒仏坐像、最古の乾漆像である四天王立像などの貴重な白鳳仏も伝えている。 4メートル四方もの大画面に極楽浄土を壮麗に描き上げた「當麻曼荼羅(たいままんだら)」は、中将姫が蓮糸で織り上げた伝説とともに名高い。
當麻寺最古の僧坊である中之坊では、大和屈指の名庭「香藕園(こうぐうえん)」が趣き深く、當麻曼荼羅に表される仏の姿を描き写す「写仏体験」もできるなど、まさに極楽浄土を体感できる霊場として親しまれている。また、本尊「導き観音」も広く信仰を集めている。
- 松村實昭・書
- 花・仏・心
平松礼二・画
- 二上瑞雲
畠中光享・画
- 白蓮
渡邊載方・画
それぞれに中之坊客殿天井絵があしらわれています。2008年1月発行。本堂にて購入いただけます。
風景写真 (クリックで拡大します)
地図・アクセス
- TEL
- 0745-48-2004
- ACCESS
- 近鉄 当麻寺駅 歩15分
- HP
- http://www.taimadera.org/