聖林寺 〜奈良時代の名作、国宝・十一面観音で有名な古刹〜

寺院・散華紹介

和銅5年(712)、妙楽寺(談山神社)の別院として、藤原鎌足の長子である定慧によって創建されたといわれる。天平彫刻の傑作の一つとして非常に有名な多木心乾漆十一面観音立像(国宝)は、和辻哲朗が著書「古寺巡礼」の中で絶賛するほどである。現在でも造立当時の姿のまま安置されている。本尊丈六子安延命地蔵は江戸時代の作で、安産と子授けの信仰が厚く、多くの人が祈願に訪れている。多武峰山麓の中腹に位置しており、境内からは三輪山や箸墓古墳をはじめとする大和盆地を一望のもとに見渡すことができる。(転載:大和路アーカイブ)

書 中村象谷
十一面観音菩薩像画
版画 宮田渚
十一面観音菩薩像画
版画 宮田渚
十一面観音菩薩像画
版画 宮田渚

2009年1月発行。本堂にて購入いただけます。

風景写真 (クリックで拡大します)

聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺
聖林寺

地図・アクセス

TEL
0744-43-0005
ACCESS
JR・近鉄 桜井駅 多武峰、談山神社行バス 聖林寺前下車 歩3分
HP
http://www.shorinji-temple.jp/ または 奈良ネット

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