長岳寺 〜山の辺の道沿いの古刹・関西花の寺第十九番霊場〜
寺院・散華紹介
天長元(824)年、淳和天皇の勅願により、空海が大和神社の神宮寺として開いたといわれる古刹。かつては大寺だったが、兵火と廃仏毀釈により衰微した。平安時代の端正な鐘楼門(重要文化財)は創建当初唯一の遺構で、楼門と鐘楼を兼ねている。また、江戸初期の重要建築物である宝形造の延命殿も現存している。本尊の阿弥陀三尊像(重要文化財)は玉眼を使った仏像としては日本最古のもので、藤原時代末期の作。秋には横11m、縦4mの大地獄絵が開帳される。庫裏(重要文化財)では名物の三輪そうめん(700円)を食べることができる。平戸ツツジの名所としても知られる。(転載:大和路アーカイブ)
- 書 津田洋
- かきつばた
絵 津田洋
- 鐘楼門
絵 津田洋
- 極楽地獄図部分
閻魔庁閻魔図
2008年3月発行。本堂にて購入いただけます。
風景写真 (クリックで拡大します)
地図・アクセス
- TEL
- 0743-66-1051
- ACCESS
- JR 柳本駅 歩20分 JR・近鉄 天理駅 桜井方面行バス上長岡下車 歩10分
- HP
- http://www.chogakuji.or.jp/ または 奈良ネット