法輪寺 〜斑鳩の北端、聖徳太子ゆかりのお寺・別名「三井寺」〜
寺院・散華紹介

推古30年(622)、父聖徳太子の病気平癒を願った山背大兄王によって建立されたと伝えられる。地名にちなんで三井寺とも呼ばれている。創建当時の建物は現有していない。
戦後に行われた発掘調査から、法隆寺式伽藍配置をとり、七堂伽藍を完備していたこと、7世紀の創建だったことが分かった。法隆寺、法起寺とともに斑鳩三塔として、美しさを称讃された三重塔は昭和19年(1944)の落雷によって焼失。昭和50年(1975)に昔ながらの工法を用いて復元された。講堂には、薬師如来坐像(重要文化財)や虚空蔵菩薩像(重要文化財)などの見応えのある飛鳥仏が安置されている。(転載:大和路アーカイブ)
- 書 井ノ上妙覚
- 虚空蔵菩薩
絵 福井満
- 三重塔
絵 福井満
- 天井絵
絵 福井満
2008年7月発行。本堂にて購入いただけます。
風景写真 (クリックで拡大します)
地図・アクセス
- TEL
- 0745-75-2686
- ACCESS
- 近鉄 郡山駅 法起寺経由法隆寺前行バス 法起寺下車 歩10分
JR・近鉄 王寺駅 奈良行バス 中宮寺前下車 歩20分 - HP
- http://www1.kcn.ne.jp/~horinji/