中宮寺 〜由緒ある尼門跡のお寺・大和の三門跡寺院〜
寺院・散華紹介
創建時以来の尼寺。聖徳太子が母、穴穂部間人皇女(皇后)のために建てた御所跡を寺にしたと伝えられ、大和三門跡寺院の一つにあげられている。斑鳩尼寺とも呼ばれた。
飛鳥時代後期の作である本尊の如意輪観世音菩薩(弥勒菩薩半跏思惟像)<国宝>は、モナリザ、スフィンクスと並ぶ世界三大微笑像の一つ。右足を組み、右手の指を頬に触れようとする半跏思惟の美しい姿、気品のある微笑みは和辻哲郎もその著書「古寺巡礼」で絶讃するほど。聖徳太子の妃橘大郎女が太子の冥福を祈って、死後の世界(天寿国)の様子を釆女らとともに刺繍したことで知られる天寿国曼荼羅繍帳(国宝)も見ることができる。(転載:大和路アーカイブ)
- 書 日野西光尊
- 蓮花
絵 重岡良子
- 花菖蒲
絵 重岡良子
- 花椿
絵 重岡良子
2009年4月発行。新本堂にて購入いただけます。
風景写真 (クリックで拡大します)
地図・アクセス
- TEL
- 0745-75-2106
- ACCESS
- JR 法隆寺駅 法隆寺門前行バス終点下車 歩8分 近鉄 筒井駅 王寺行バス中宮寺前下車 歩5分
- HP
- http://www.horyuji.or.jp/chuguji.htm